「日本生命倫理学会」 特別企画シンポジウムに登壇せていただきます。2023.10.23

2023年12月9日(土)に開催される「第35回・日本生命倫理学会」大会特別企画「提供配偶子による生殖医療と子どもの出自を知る権利―配偶子提供を受けて親になった人が抱える課題―」にシンポジストとして登壇させていただくことになりました。

このシンポジウムでは、日本だけではなく世界では、第三者からの提供精子や提供卵子を用いた生殖補助医療で生まれた人たちが、「出自を知る権利」を求める運動を始め、その権利を認める国が増えつつある中で、日本と台湾は、提供者の匿名性を維持しています。 特に、日本から提供精子・提供卵子を求めて台湾に渡航して生殖補助医療を受ける人がかなりの数にのぼっていますが、提供者は匿名であることが法律で定められているため、生まれた人の「出自を知る権利」がありません。台湾と日本で今後どんな政策が必要になるのかについて議論します。

■ 登壇者
 オーガナイザー:仙波由加里 (お茶の水女子大学)

 1. 寺山竜生 (一般社団法人AID当事者支援会)
 「配偶子提供で親になった当事者から」

 2. 小泉智恵 (獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンター)
 「配偶子提供を用いた生殖医療を検討する夫婦の心理カウンセリング」

 3. Wu, Chia-Ling (National Taiwan University)
  (ウ チアリン、国立台湾大学教授)

■ 開催要領
日時  : 2023年12月9日(土)・10日(日)
開催方法: 対面開催、一部プログラム後日オンデマンド配信(有料)
会場  : 明治学院大学白金キャンパス(東京都港区白金台1-2-37)2号館、3号館
参加費 :・正会員:6,000円(通常)、学生会員(2,000円)
     ・一般非会員:7,000円、学生非会員:3,000円
      ※学生参加費の方は受付で学生証を提示してください。
     ・無料公開講座のみ参加は無料
関連URL: https://ja-bioethics.jp/conference/top35/
主催  : 日本生命倫理学会第35回年次大会実行委員会、日本生命倫理学会
後援  : 明治学院大学

<申し込み方法>
年次大会へ参加するには、事前登録が必要になります。会員と非会員では、事前登録の方法が異なりますので、ご注意ください。参加登録については下記URLをご覧ください。
URL: https://ja-bioethics.jp/conference/top35/

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