2023年12月9日に明治学院大学で開催された 日本生命倫理学会の「大会特別企画シンポジウム」で代表理事の寺山竜生が講演しました。
まず特別講演で、国立台湾大学のChia-Ling教授から「台湾における配偶子提供とドナーの匿名性政策の現状と課題」について、台湾へのART目的での医療ツーリズムが急増している状況や、台湾における出自を知る権利についての現状をLGBTの場合と比較してご説明いただきました。
その後のシンポジウムおいて、当会の寺山代表理事から「配偶子提供を受けて親になった当事者から見る生殖医療と出自を知る権利」と題しまして、日本と台湾の生殖医療と出自を知る権利の比較や、日本での出自を知る権利がどう発達してきたのか?日本における出自を知る権利の現状、さらには、11月に出された特定生殖補助医療法案のたたき台の問題点や改善点についてお話させていだきました。
講演後には、寺山の前に長い質問の行列ができ、大学関係者の方や、法律家、マスコミ・出版社の方など多くの方が、熱心に質問されているのが印象的でした。
講演会や、セミナーへの登壇つきましては、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。