野田聖子代議士へ法案の改定要望署名を提出 2023.12.19

2023年11月7日の第25回生殖補助医療の在り方を考える議員連盟総会において、「特定生殖補助医療に関する法律案(仮称)(新規立法)(たたき台)」の改訂案が提出されました。

この提案された法案に対して、当会で実施させていただいた改定要望の署名活動で賛同していただいた1,651名の方の署名を野田聖子代議士事務所に、はらメディカルクリニックの鴨下医師と共に訪問し届けて来ました。

特定生殖補助医療法案で改定を要望した3点

①子どもが18歳になる前にドナー情報を開示できるようにしてほしい
②子どもに開示されるドナー情報は「身長、血液型、年齢」ではなく、
『身長、体重、血液型、年齢、趣味、職業、精子を提供する理由』に改定してほしい
③提供された精子・卵子と提供を受ける者をマッチングする際、国籍だけは選択できるようにしてほしい

野田聖子代議士からは、「これまでの出自を隠して子どもを育ててきた文化から、出自を話して育てていく文化に大きく変えようとする法律なので、まずは小さくても一歩を踏み出したい」との発言がありました。

それに対して私達からは「踏み出してしまったらこの法律の下で子どもが産まれてしまう。 告知をして育てていく文化を定着させるためにもドナーの情報は早く教えて欲しいし、さらにその情報は出来るだけ多く欲しい」という思いを伝えるなど、予定時間を大きく超える面談となりました。

一旦、皆さんの思いは国政に届けましたが、これで諦めるわけには行きません!

引き続き、多くの当事者の思いを伝え、子どもの権利を守る法案となるよう、これからも様々なチャネルを使って各方面に届けていきたいと思います。

改めまして署名にご賛同いただいた皆様本当にありがとうございました。

NEWSCampaign