一般社団法人 公共とデザインさんが、2023年3月18日〜23日に東京・渋谷OZ Studioにて開催し、センシティブなテーマに切り込みながらも好評を博した「産む」の物語を問いなおす展覧会『産まみ(む)めも』。
今回は、2024年5月17日(金)-26日(日)に大阪・應典院で開催予定の『むぬフェス』-「産む」から「死ぬ」まで、生きるをめぐる10日間-のコンテンツとして巡回展を開催しまいた。「産む」と「死ぬ」に向き合うことで、参加者一人ひとりの生き方を問い、これからの社会を想像するきっかけになることを願うイベントを開催しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000100839.html
そのイベントの中で、私たちAID当事者支援会は、「第三者による精子・卵子提供による出産」を題材に、課題・政策を考えるLARPワークショップの企画監修をお手伝いさせていただきました。
LARPとは、「ライブアクション ロールプレイング(即興演劇)」の略で、自分とは異なる人生の一幕を演じることで想像力を想像力を拡張し、その上で関連の政策を考えるワークショップです。例えば、無精子症ではない夫婦が、自分たちが無精子症の夫婦だと仮定(想像)して、無精子発覚後の自分の気持ちや、相手の気持ちをお互いに言葉にして即興で話したりする即興演劇です。
予想以上に台本がリアルで参加された方からは、「自分が想像もしなかった立場の人生について考え思いを分かち合える場になった」という喜びのお声をいただきました。