【無料ニュースレター】#64 自分達らしい幸せを描いてみる 2026.07.08

無精子症と診断されたとき、多くの夫婦が考えるのは、「これから、どんな治療を選ぶか」ではないでしょうか。

でも私は、その前に一度だけ、夫婦で話してみてほしいことがあります。

「もし子どものいない人生になったら、私たちはどんな人生を送りたいだろう?」

これは、子どもをあきらめるための話ではありません。望む未来を信じながらも、もし違う未来になったとしても、「私たちなりの幸せはつくれる」と思える場所を、夫婦の中につくっておくためです。

私と妻も、無精子症がわかったあと、夫婦二人で生きる未来、養子縁組、提供精子など、さまざまな可能性を前に立ち止まりました。しかも、同じ夫婦でも、その受け止め方はまったく違いました。それでも二人で「どんな人生なら幸せだと思えるのか」を話した時間は、その後の私たちにとって大きな支えになりました。
望まない未来にも、希望を書き足すことはできる。今回は、無精子症と診断された夫婦だからこそ、一度考えてみてほしい「もしもの未来」の話を書きました。

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