法人概要

– Vison –

「こころでつながる家族をつなげる」
精子がないことが原因で子どもあきらめるのではなく、精子がないことで自信を失い、夫婦での話し合いや周囲への相談が出来ず、苦しみ悩み子どもあきらめる夫婦がいます。これはあまりにも悲しいことです。
わたしたちは、無精子で悩むすべての夫婦をつなぎ、安心して未来の選択ができる支援・相談ができる環境を作って行きます。そして、当事者の声を医療機関、企業、教育機関へとつなぐことで、提供精子で子どもを授かろうとする家族が社会的に支えられ、社会から認められる未来をつくります。

– Mission –

「今日より明日、笑顔をひとつ増やす支援」
無精子症の男性は、100人に1人いるといわれています。
にもかかわらず、医療機関での提供精子を用いた安心・安全な医療を受ける情報、不妊男性や夫婦への心理支援、子どもへの支援体制はありません。そこで、まずAID当事者支援会では医師や心理士等の専門家と連携して、さまざまな情報技術を活用し、当事者が安心安全な医療を受ける情報の提供をしていきます。
さらに治療を望むすべての人がAID(IVF-D)を受けられる環境づくり、ドナーの匿名性の廃止、提供精子で子どもを授かる医療と心理支援への保険適用を目指します。わたしたちは、無精子症の当事者夫婦が、精神的にも経済的にも安心・安全に子どもを授かり、子どもが家族や社会と良好な関係を保ち「今日より明日、笑顔をひとつ増やす支援」を届けていきます。

– CEO Message –

わたし自身も、2013年に無精子症が判明してから国内で提供精子を使った人工授精を20回実施しましたが授かることができませんでした。その後、悩みに悩んで台湾に渡り顕微授精によって子どもを授かった当事者です。

その経験を活かし、これまでに20年の歴史のある「すまいる親の会」(AID当事者の自助団体)の代表として数年間にわたり提供精子で子どもを授かろうとしている夫婦に対する情報提供(病院や精子バンク、海外治療)、心理的支援(無精子の受け入れ方、夫婦での話合いの方法、周囲とのかかわり方など)を支援してきました。

無精子の夫婦が子どもを授かって育てていくためには、通常の妊娠・出産とは異なる困難や壁が多く立ちはだかります。わたしたち夫婦も「本当に子どもが欲しいのか」「子どもを授かることはエゴではないのか」「どうやって子どもに真実告知をしていいったらいいのか」などの問題について何度も何度も話を繰り返し、時には先輩パパママや海外の情報を参考にして絶望から這いあがってきました。

いま皆さんが感じている孤独や不安・絶望は、皆さんだけが感じているものではありません。すでに多くの経験者が感じて克服した困難です。AID当事者支援会には、その多くの先輩方の経験やノウハウを体系化し、わかりやすくまとめたメソッドがあります。これから夫婦で話し合うべきこと、治療についての情報、お金のこと、真実告知の時期や方法など、私たちが皆さんと子どもたちの「その時」に知りたい情報、欲しい支援につなげます。

提供精子で子どもを授かる不安や苦しみに悩む家族を一組でも少なくし、たくさんの笑顔に囲まれた明るい未来に1歩を踏み出すお手伝いをさせていただければ嬉しいです。

一般社団法人 AID当事者支援会

– Corporation OverView –

法人名 一般社団法人 AID当事者支援会
代表理事 寺山 竜生
住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4-2F
設立 2022年12月9日
事業内容 提供精子で子どもを授かる方のためのコンテンツの企画、開発、運営及びコンサルティング
銀行情報 銀行名:GMOあおぞらネット銀行
支店名:法人営業部
金融機関コード:0310
支店番号:101
口座番号:普通 1543074
口座名:シヤ)エイアイデイトウジシヤシエンカ
口座名義:一般社団法人AID当事者支援会