2023年6月某日、関東も梅雨入りし雨の中でしたが、検討中、治療中の方々にお集まりいただき総勢19名での開催となりました。
この日の為に遠方から泊りがけでご参加いただいた方もいらっしゃり皆様の思いや悩みを強く感じました。
最近ではネットやSNSで沢山の情報を得ることができるようになりましたが、
それでもやはり、リアルで話しあうことの必要性、情報の正確性、仲間とのつながりの大切さを改めて感じることができました。
今回の参加者の方は、みなさん初めて同じ境遇の方々との交流をされる方々ばかりだったので
最初は緊張した顔つきでしたが、帰る際には皆さま笑顔がみられ、お互いに連絡先を交換しあい、このまま飲みでもいって語り合いたいね！と、まるで昔からの友人同士のような集まりになりました！
今回はTese後まだ次のステップに迷っている方々が多くいらっしゃったので、まずは代表の寺山より、無精子発覚から治療に入るまでの心の葛藤、乗り越え方、無精子の受け入れ方についてお話させていただきました。
AID当事者支援会では今までに、無精子発覚～検討、治療、妊娠、子育て、告知など
それぞれのタイミングについて、多くの方に講演させていただく機会を頂いてきたので、当日の参加者の皆様のニーズにあわせてその場で講演内容をアレンジしながらお話させていただいております。
AIDで授かった16歳になる子どもを育てている先輩ママの体験談はやはり説得力が違います！
子供のAIDについての捉え方や告知の仕方、リアルな子どもとのやりとり、
現在の16歳の子どもたちを取り巻く環境（学校や友人との多様性についての考え方など）私たちも毎回新しい発見や学びがありとても勉強になります。
フリートークでは、AIDに進むべきなのか、AIDに進んだら告知はどうして必要なのか、養子とAIDどちらに進むか、病院はどうやって選ぶのかなどなど、さまざまな悩みを共有し、当事者の方々の意見交換をして自分とは違う考え方を学んだり、より深く考えるキッカケになったり。
何よりこんなにオープンに無精子の事を話せる機会が他にはないので皆様それだけでも心が軽くなれた様子でした！
また、当勉強会の特徴として、当日足りなかった情報や交流会後リクエストがあった資料については、交流会専用オープンチャット内で情報の共有を行っています。
当日時間が足りなくてきけなかった事や、連絡先を交換したかった相手との連絡、その後の進捗具合や新たな悩みなど、交流会当日だけでなく、その後のアフターフォローもしっかりサポートしております！
無精子症と診断され、心から笑顔になれる瞬間までは人それぞれ。
今日がその第一歩につながってくれるよう、今後ともスタッフ一同こころを込めてリアル勉強交流会を開催していきたいと思います。
ご参加の皆様、本当にありがとうございました。
また、勉強会への参加を悩んでいる方々ぜひ、次の機会に少しの勇気をもって参加を検討してみてください。
きっと今悩んでいる思いや心の引っ掛かりがかるくなるキッカケを見つけることができると思いますよ！
今回も満足度１００％いただけました！ 参加者の方からの声を少しだけご紹介させてください！
・貴重な機会でした。出会いや情報ももちろんですが、オープンにお話し出来る時間はないので、
少し精神的に楽にしていただけた気がします。
・内容的には実際のリアルな情報をいただけたのが対面でやるメリットだなと改めて感じました。
・当事者の方のお話を聞けたことは大変、参考になりましたし、少し不安が和らいだように感じます。
・気になっている事が聞く事が出来、新しい知らない事も学べる事が出来た。
・初めての参加でしたが、知りたいことがほぼ詰まった会でした。
・今後悩んだ時に相談できる場所があるのだと思うと心強い気持ちになりました。
・現在の自分達と同じ状況の方々と接する機会がなかったので、今日のような場がとても勉強になり、安心しました。
・連絡先の交換もできたのでありがたかったです。
・情報もとても勉強になり、前向きになりました。
・このような会もこれからあったら積極的に参加したいです！
・本日の様な会をどんどん開いて欲しいです。
最後に・・ 僕も今日ここまで辿り着く道のりは簡単ではありませんでした。
だから1人でも多くの当事者が笑顔になれるようにこの活動をつづけていきたいと思っています。
①無精子だから出会えた我が子に感謝
②無精子の僕を受け入れてくれた妻に感謝
③無精子の僕に我が子を出会わせてくれた医療関係者に感謝
④無精子だったからこそ出会えたドナーさんに感謝
⑤僕の家族のカタチを認めてくれる親族・友人達に感謝
⑥この活動に理解し協力し、応援してくれる方々に感謝
⑦この活動を通して知り合えた方々に感謝
そして、今回の出会いも無精子症になったからこその出会い！！
今日も無精子に感謝！！！
