不妊で悩まれている方のサポートをされている一般社団法人モリーブさんに、私たち夫婦の無精子発覚からこれまでを記事にしていただきました。
文章の中にもありますが、僕たちは夫婦の話し合いを進める中で「気持ちの揺れがあることは当然だと受け止め、昨日と今日の気持ちの変化が起きた理由はなぜだろう、(中略) そんなことを繰り返しながら結論にたどり着いた、というのが僕たちのAIDまでの道のりです」という一節がありますが、まさにこれが僕たちが「無精子と向き合い、夫婦二人三脚で立ち向かってきた」治療に対する姿勢だと思います。
無精子症発覚後のご夫婦は、お互いを尊重し合い、協力して前に進もうと話合いを続ける、それでもぶつかったり傷つけあったり、沢山の悲しい思いもされていると思います。
少しでも私たちの経験や、感じてきたことが参考になれば嬉しいです。
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■記事の内容■
無精子症と向き合い、夫婦二人三脚で立ち向かうそれぞれの葛藤と選択の先にあるもの
1.受け入れ難い「無精子症」という事実
・無精子症発覚
・MD-TESE(精巣内精子採取術)までの葛藤とその後
2.AID(非配偶者間人工授精)を決断するまで
・夫婦それぞれが描いた選択肢
・話し合い継続のヒント
・AIDを選んだ理由―絶望からの抜け道
・最終判断を夫に委ねた理由と妻の覚悟
3.気持ちの整理に必要な時間を受容する
・男性が自分自身を受け入れるプロセスをおろそかにしない
・AID決断のために必要なこと
4.終わらないAID治療
・AID治療中のそれぞれの思い
・治療の行き詰まりとその課題
5.台湾での非配偶者間体外受精へ
・悔いを残さないために
・子どもに出自を伝える
6.同じ当事者を支えたい
・幸せへの近道を共に探す
・救いは自分の中ではなく、外にある