はらメディカルクリニック様で、これから精子提供で子どもを授かりたいと考えているご夫婦に向けた講演をさせていただきました。
この会は、2023年9月から毎月1回実施させていただき今回で4回目、100組以上の無精子症やFtMのご夫婦の方に向けて、「精子提供で授かった子どもを育てている先輩パパの体験談とアドバイス」をお話させていただいています。
講演の中では、当会代表理事の寺山の経験はもちろん、妻の側から見た男性不妊や、妻の不妊の受容方法など、夫婦それぞれが提供精子で子どもを授かるための方法や準備についても詳しくお話しています。
中でも、参加者の皆さんが前のめりに聞いてくださるのが、AIDやIVF-Dを夫婦で検討する時の話し合いのきっかけ作りや、意見が異なっているときの対処法、万が一ケンカしてしまった時の仲直りの方法です。
無精子症発覚からAIDやIVF-Dを決断し進めていく過程は、夫婦で一番話をするタイミングですし、ともすれば一番ケンカの多くなるご夫婦もいるタイミングです。 その過程をいかに楽しく、夫婦二人三脚で乗り越えていくかの解説は、同じ境遇のご夫婦からの相談を誰よりも受けてきた寺山だからこそお話しできる内容なのかもしれません。
今回も、講義のはじめは緊張されていた参加者が、終わるころには皆さん笑顔になっているのが印象的でした。
次回は、2月15日(木)に開催予定です。←お申し込みはこちらをクリック
来年からは、隔月の開催となり席に限りもありますので早めのお申し込みをおすすめいたします。